交通規制が引かれ、混雑する鎌倉旧市内にくらべ玉縄の寺社は、静寂な中に新年を迎えています。交通の便が良く参拝者の多い大船観音寺には、長めの中国式お線香を求め、観音像に深々と頭を下げる外国人参拝者の姿が目立ちました。
一方、玉縄の守護社であるお諏訪さま、神明さまには世の中の平穏、家族の安寧を祈る地元の人たちが訪れています。

お諏訪さまでは「マジで学校卒業したい。今年こそお願い…」と若者グループが声を出しての頼み事。また、高齢の夫婦連れ参拝者は「コロナ禍から早く抜け出したいですね。毎年願をかけますがどうなることやら」と、マスク着用のコロナ禍での初詣は今年限りでとの思いを。初詣は地元の寺社にお出かけください。