2017年03月14日

預かり保育がお別れ 戸部会館

 プレイルームぞうさん」 21年の活動に幕
 岡本の戸部会館を拠点に子育て支援を行なってきた「プレイルームぞうさん」が、この春その活動に終止符を打つ。2歳から就園前までの子どもを対象にした週1回の預かり保育を平成7年5月から続けてきた。ここで初めて親と離れ、集団生活を経験をした近隣の子どもたちは数百人に上る
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「一番始めはチラシを1000枚配って応募者は1人。チラシを配り直してやっと集まった5人で始めたんです。」代表の荒木弓子さんが開所当時を振り返る。元々幼稚園の教諭をつとめていた。自身の子育てに一区切りついたと感じたころ、長年の思いを形にすべく動き始めたが、場所探しだけでも容易ではなかった。騒音を懸念する声は当時からあり、月謝が発生する活動のため公的施設の利用もままならなかった。そんなとき当時住んでいた岡本で戸部会館を訪ねてみると「通りに面してるから大丈夫、大声も気にしないでと言ってもらえて。ありがたかったですね。」以来21年、ここを拠点とすることになった。その後その存在は口コミで瞬く間に広まり、半年後には15人、一時は50人以上を3クラスに分けて運営するまでになった。(写真=プレイルームぞうさんのパネルを持つ荒木さんと先生方)

 志し高い先生方に恵まれ    zosan1.jpeg

「こんなに続けられたのは先生方に恵まれたからです。子どもたちのために、お母さんたちのために、という志の高い方ばかりで。」常に数人の有資格者が活動に携わってきた。近年はプレ幼稚園と呼ばれる幼稚園主体の活動や、子育てサークル、保育所の一時預かりなど、就園前の子どもたちを取り巻く施設も多様化してきた。加えて少子化の影響も小さくはない。長年活動を共にしてきた先生方に迷惑をかけたくないと今回の決断に至った。

「でもね、大変なことなんてなかったんですよ。ここへ来ればいつも笑顔になれました。たくさんの子どもたちと先生方と一緒に。本当によかったと思います。」3月のお別れ会をもってその活動に幕を下ろす。

posted by 玉縄だより at 16:18| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
素晴らしい話を聞いて心が温かくなりました。
Posted by 江上尚志 at 2017年03月17日 15:36
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